ちょい乗り ４

実は数年前、彼女と一本の作品を撮りました。…監禁陵辱をテーマにしたもので会話もなく、ただただ一方的に泣き叫ぶ彼女を犯す物語でした。…今回温泉作品へのオファーをするにあたり、過去の記憶が自分の中に蘇り、本来の彼女はどんな女性であったのだろうと今更ながらに思いました。…当日旅がスタートし、再確認する彼女は可愛らしく、とても普段ハードな作品へのご出演が多い女性とは思えませんでした。…特に忘れ難いのは、食事後ベランダで夜景を眺めていた時のことです。カメラも持ってこず、ただなんとなくイチャイチャしているうちに彼女はこのままSEXしたいと言ってくれました。…本来、仕事である撮影で「素の自分に一瞬戻ってしまう」こと。これこそがこの作品の「肝」であることを再確認しました。…結局どうしても撮りたくて大急ぎで準備をし、外から丸見えのベランダで照明を使い目立つことは許されない為、赤外線を使い、なんとか撮影に成功しました！…発射直後に「もう一度する？」と訊かれた瞬間も忘れられません…。深夜のトークもディープで長く、丁寧に編集し彼女の気持ちをお伝えすることに腐心しました。…彼女は本当の自分を知ってファンの皆さんが離れていかないか心配だと何度も言いました。…でも自分はそうは思いません。…本当の彼女は普段の画面の中の姿の何倍も素敵で可愛かったからです。…ぜひ彼女の全てを受け取ってください。また忘れられらない旅が増えました…。